経営に役立つ中小企業白書の見方(10)

「新規事業展開の成否別に見た、市場ニーズの把握を行う部門」(2017年版中小企業白書)からの経営に役立つ中小企業白書の見方の第10回は、相談相手です。

 

民間金融機関税理士・公認会計士

成功したと回答しているのは、民間金融機関税理士・公認会計士ですね。

 

経営に役立つ中小企業白書の見方10(相談相手)

 

起業の相談相手は友人・知人・先輩

一方、日本政策金融公庫総合研究所の発表では、友人・知人、先輩起業家、家族・親戚が専門家・支援期間よりダントツに多くなっています。

日本政策金融公庫(相談相手)

この「2015年度 起業と起業意識に関する調査」~アンケート結果の概要~には、「成功した」「成功していない」の調査結果は見つけられなかったので、後追い調査まではしていないのかと思いますが、白書の結果を重ね合わせてみると興味深いですね。

起業の場合は、個人からスタートする人も多いので、民間金融機関にすんなり融資依頼できる人が少ないということもあるかもしれませんね。

 

成功する相談相手の選び方

4月からスタートするACSの新たな会員サービス『ACSサクセスプログラムの記事でも触れていますが、個人事業所の生存率は、

  • 創業1年目:約60%
  • 5年後:約25%
  • 10年後:約10%

です。これは、

夢や希望を抱いて、準備を進め、ようやく起業したとしても、

  • 1年で10人の内の6人が廃業する。
  • 5年後には、更に3人近くの人がいなくなる。
  • 更に10年経つと、残っているのは1人に満たない。

ということですね。とても厳しい現実です。

 

個人事業主と従業員を抱える中小企業では規模も組織も違いますので、一概には言えませんが、でも、起業時の相談相手は慎重に選ぶことが成功と失敗を分ける、とも言える白書の報告です。

民間金融機関や税理士・公認会計士などの専門家に相談した方が成功確率が高い理由を座間正信先生は、こう分析しています。

 

『経営に役立つ中小企業白書の見方(10)〜利益を意識しない新規事業は失敗する〜』

続きは、こちらです。

 



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